約５年に渡るタトゥー裁判が最高裁で判決を迎えました。

無罪確定！

この裁判、我々中堅や先輩方は正直な所あまり快く思っていない方もいたと思います。

俺も最初はそうでした。

この裁判のおかげで道具類の輸入はめちゃめちゃ厳しくなるし海外に行って帰ってくるたびに荷物をチェックされたり針を没収されたりしてたので。

医師法に引っかかるのでタトゥーの針を国内へ持ち込むことはできないって言われたし。

全然知らない奴に業界を引っ掻き回された感しかありませんでしたw

とはいえもはや他人事ではなくなったので裁判の動向には注目してました。

今回の判決で医療行為に該当しないという判決が最高裁で出たので堂々と彫師として仕事ができます。

ひとまず長い裁判お疲れ様でした。

現在国内でちゃんとやってる彫師は衛生管理にはかなり気を使っているはずです。

なぜなら日本はライセンス（免許）もなく衛生管理に関するガイドラインもないから。

海外では各州ごとにタトゥーアーティストのライセンスがあります。

そしてスタジオを開業するにあたり厳しい衛生管理のガイドラインがありそれが守られていなければお店を開業することは出来ません。

日本では「俺彫師！』って言えば彫師なんですw

絵も描けず技術も知識もない奴が彫った犠牲者が減らないのもこの辺りが原因な気がします。

タトゥースタジオ、彫師という職業が認められる為にはやはりそれなりの規制が必要なのかもしれません。

でもこの判決は素直に嬉しい！

これで解決じゃなくてここからが日本のタトゥーシーンの新しいスタートですね！